人手不足で「2交代」を選ぶ病院が増加!
こんにちは、看護プロの天野です。
11月に入り、日が落ちるのも随分早くなりましたね。
そろそろコートを着て外出しないと、帰りには寒くて震えてしまう程になりました。
いつの間にか立冬も過ぎて、小雪が近付いていますが、
雪が降るのはもう少し先になりそうですね。
冷える夜にも、夜勤に励む方々も多くいらっしゃると思います。
最近増えてきた「2交代」制度も、全体の3割に達したようです。
11月6日(木)の朝日新聞デジタルによると、
日本医療労働組合連合会(医労連)が調査を始めた1999年以来、
「2交代」制度を採用している病院の数が3割に達したとのことです。
記事の中では、長時間夜勤につながる「2交代」制度を人手不足が
原因で起こる問題と取り上げています。
1999年には6,5%だった「2交代」制度が15年間で約4,6倍に増えました!
という事実は人手不足だけが要因なのかなと疑問に思います。
看護師さんの転職希望の勤務先をお伺いしていると、
「2交代制度の病院で働きたいです」という声をよく聞くからです。
長時間の夜勤により、体を壊す人や勤務形態を限定されてしまう人も少なくないと思います。
しかし、長時間の夜勤をすることで、自分の時間を上手く使おうとする人も多くいらっしゃいます。
記事を見ると、「長時間の夜勤が増えているなんて、看護師の人は大変だ」という感想を抱く人が
大勢いそうな文章ですが、
実際はどうなんでしょう。
働いている看護師の方は、あまり気にしていないかもしれませんね。
知り合いの看護師の方が、「看護師だから○○なんでしょう?とイメージで話をされることが多い」と言っていたことを思い出し、
今回こちらの記事を取り上げさせて頂きました。
長時間の夜勤があることには変わりませんが、
納得しているか、実際の勤務に人手が足りているかで大分話が違いますね。
今後も「2交代」制度は増えてくると思います。
人手不足ではなく、働く人の希望によって増えたものだと良いですね。
これからグッと冷え込んでくる時期だと思います。
暖かくしてお仕事頑張ってください。
ご自愛くださいませ。