認知症介護、どこまで考えるべきなのかが問われる今後の日本社会
こんにちは、看護プロの祖父江です!
2月も中旬に入り、本日は軽い雪も見られましたね!
関東では今年8日目だそうですよ★
まだまだ寒い日が続くので、お身体ご自愛ください!
さて、私が本日は認知症の話題ついて触れたいと思います。
認知症の高齢者(65歳以上)は、団塊の世代が全て75歳以上となる2025年には
多い場合で730万人となり、高齢者の5人に1人に上る事が分かりました。
まさに認知症社会の到来を告げたといっても過言ではありません。
介護施設の看護師求人が増えていることからも、私自身も実感があります。
2012年時点は認知症の方は462万人で、高齢者の7人に1人だったので、
有病率は十数年で一気に高まった事になります。
この情報だけでも十分衝撃的ですが、
認知症の予備軍である軽度認知障害(MCI)を含めてカウントをすれば、
もっと深刻な現実が突き付けられる事になりますね。
もし、2025年時点で同じ割合でMCIがいるとすれば、584万人。
認知症と足し合わせると1314万人。高齢者の3人に1人に相当が認知症の可能性があるという事になります。
そんな中で、認知症になってしまった後の問題になってきますよね。。。
こちらをご覧ください★
ご紹介させていただいた記事は、ある方がご自身の母親の介護経験から、
自分が認知症になったら、どうしても守って欲しいと思った事があるといった内容です。
自分が認知症になるかもといった前提でご家族とお話をするのには抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もし自分が認知症になった際に自分がどんな介護を希望するかを伝えておき、
(例:入浴介助スタッフは女性限定にしてほしいなど)
ケアマネージャーにケアプランを作成してもらう事でご自身の生きがいをしっかりと確保出来る事にも繋がります。
看護プロにご登録いただく看護師さんの多くにもご両親が2人とも認知症で。。。
といったお話をお伺いする事もあり自分の両親や親族含め
やはりもう他人ごとではないはない事をひしひしと感じております。
たった一度の人生を最後まで自分らしく生きる為の選択肢として、
この様な事前準備も大切になってくるのかもしれませんね!
今日はこのあたりで失礼します★
来週もお楽しみ!!