ゴキブリが出て不安・・・?
こんにちは!看護プロの佐々木です♪
梅雨突入~!!!なはずなのに今日も晴れ!!
しかも30度・・・いくら涼しい服装をしても、日傘をさしても暑さに負けそうです。
夏バテは要注意ですよヽ(´□`。)ノ・゚
前置きはそんなところにしておいて・・・
4月の初めに『カンボジアの救急医』についての記事を書かせていただいたのですが、ご記憶にございますでしょうか?
カンボジアでは、救急搬送システムや病院前救護が皆無で救急車も有料であることが問題!ということを書かせていただきました。
日本では特別な山奥!!とかでない限りは、呼べばすぐ救急車が来てくれる環境です★
そこに甘んじているのか、感覚がおかしくなっているのか・・・日本で今問題になっているのは、救急車をやたらめったら呼んでしまう人が居ること。
ちょこちょこ耳にする話題かと思いますが、今回の記事を読んで、そんなにひどいのか・・・と驚愕致しました。
ざっと説明をさせていただくと、政府の審議会で軽症患者の救急車利用の有料化が提案されたとのこと!!
軽度ってなに?と正直思ってしまったのですが、
・酔っ払ってひっくり返ったら救急車!!
・診察時間に間に合わないから救急車!!
・病院の待ち時間がイヤなので救急車!!
という軽度というよりも、ただのタクシー扱いに近い例が沢山あるようですヾ(・∀・)ノ
中には、途中でコンビニに寄って欲しい。などと言った理解しがたいこともあるとか・・・
救急車とは、そもそも傷病者を病院などの医療施設まで迅速かつ安全に搬送するために作られたはずですが、今は安易な利用者が増えすぎたせいで、本当に必要なときに到着まで時間がかかってしまうとのこと。
実際には救急車で運ばれてくる約8割は救急車を利用する必要のない軽度!!!
そんなに割合が高いものだったとは、驚きました。
そういえば、この間お会いした救急外来の看護師さんも、ちょっと愚痴っていました。。
そこを改善できる方法として、認知度はだいぶ低いかと思いますが、『#7119』というのがあるようです!
この番号に電話をすると、救急相談センターというところにつながるのですが、救急車を本当に呼んだほうがいいのか相談に乗ってくださるとのこと!
もちろん24時間体制で対応してくださるので、個人的には救急車を有料にする前に、こっちを普及させた方がいいのでは?と思ってしまいます。
本当に1秒を争う状況で救急車を呼びたい場合は一手間増えてしまうことにもなるので、そこも問題になってくるのか・・・と思いますが、それでも無駄な出動が減ることで、良くなる点は多いのでは?と思ってしまいます。
こちらのニュースにも書いてありますが、『ゴキブリを見て不安になったから』という理由で救急車を呼ぶなんてもってのほかです。
本当に必要としている人に必要な医療が提供される社会ができるといいですね!
次の記事はどんな話題か、楽しみにされて下さいね♪
2015年06月16日カテゴリー:雑談