【知っておきたい】専門看護師と認定看護師について!【転職の秘訣】
今回は、看護師が取得可能な専門看護師と認定看護師について紹介させていただきます。
日本看護協会が決めている資格を取得することで、専門性の高い看護を行うことが可能です。
今後、さらなる資格取得を目指す方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
《目次》
■専門看護師とは?
■認定看護師とは?
■資格を取得するには?
■まとめ
■専門看護師とは
専門看護師とは、日本看護協会が認定する資格であり、複数の分野に分かれています。
看護協会では「複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深めた者」と定めており、患者様やご家族と医療者の連携をはかる上でのスペシャリストということになります。
現在、11種類の専門分野(がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、感染症看護、家族支援、在宅看護)に分かれています。
■認定看護師とは?
認定看護師に関しても、専門看護師同様、日本看護協会が認定する資格です。
「ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践の出来る者」と定めており、現場で看護を実践する上でのスペシャリストということになります。
現在、21種類の分野(救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、訪問看護、感染管理、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護)に分かれています。
■資格を取得するには?
資格を取得するには、下記条件をクリアしていくことが必須条件です。
①看護師、保健師、助産師いずれかの資格を取得していること。
②実務研修が通算5年以上あり、うち3年間以上は専門看護分野の実務研修であること。
③特定教育課程の修了すること。
・専門看護師取得には看護系大学院修士課程。
・認定看護師取得には認定看護師教育課程。
※どちらも規定の教育機関で日中に授業を受ける必要があるので、最低でも認定看護師取得の場合は半年間、専門看護師の場合は2年間学業に専念する必要があります。
④認定審査を受験し、合格すること。
■まとめ
専門看護師や認定看護師を取得するのは、もちろん簡単なことではなく、時間もお金も労力も必要になります。
ただ、なにか専門的にひとつの分野を極めたい!という看護師さんにとっては取得しておくと自身のスキルアップはもちろん、転職の際に活かすこともできます。
また、今後資格取得をお考えの方は、資格取得の支援を積極的に行っている病院を探して転職することをオススメします。
そういった病院には、すでに資格を取得している方や取得希望の方もいらっしゃるので、色々お話が聞けるかと思いますので、参考になりますよ!
2016年01月07日カテゴリー:未分類