戸田中央医科グループについて
戸田中央医科グループは、TMGとも略され、非常に有名なグループ病院の総称です。
IMS(イムスグループ)、AMG(上尾中央医科グループ)と並び、3兄弟が経営にあたることから、「中央医科グループ」の呼び名でまとめられることも少なくありません。
①成り立ち・概要
創設者である中村隆俊さんはIMS、AMGを経営する中村3兄弟の次男です。
北海道大学医学部を卒業後、東京医科大学でインターンをしている時に、兄:中村哲夫さんが板橋中央医院を開院することになり、協力をしたのが中央医科グループのきっかけとなりました。
歌手:美空ひばりさんの家庭教師されたこともあったり、はこだて観光大使になったりと、医師・病院経営以外でもエピソードはつきません。
1962年に29床の病院として、戸田中央病院を開設したのが始まりです。
現在(2016年10月)では、1都4県(東京・埼玉・神奈川・千葉・静岡)に様々な施設を有し、5,923床の病床数を持つグループになっています。
系列の病院とのつながり・協力ができるのがグループ病院の強み。
首都圏にこれだけの系列施設があるのは、グループ病院の中でも中央医科グループぐらいです。
②特徴
戸田中央医科グループの特徴は、「福利厚生が厚く、教育体制もバッチリ」ということです。
大きなグループ病院の共通点でもありますが、母体が大きいため、寮や託児所といった福利厚生を充実させることができる資金力があると言えます。
また教育体制についても、研修やカリキュラム、指導プログラムといったノウハウをグループ間で共有できることで、より洗練された教育体制になっている、とも言えますね。
しかし、福利厚生や教育体制が充実している反面、給与体系は平均より低い傾向があります。
法人から見れば、一人ひとりに支給する給与を、形を変えて福利厚生や教育体制として還元しているということでしょう。
なので、「寮や託児所が関係ない」「教育体制が手厚い必要がない」という方からすると、給与が低く感じれられるかもしれません。
③関連施設
・戸田中央総合病院(本院)
・新座志木中央総合病院
・朝霞台中央総合病院
・戸田看護専門学校
④その他
戸田中央医科グループをはじめ、中央医科グループでは運動会などの行事が盛んに行われています。
それぞれの病院・施設で参加者を募り、何千人という規模で行われる運動会は、有名かつ盛大なものとなっています。
大勢の方々と運動会をする、というのは好き嫌いが分かれるところだと思います。
ご入職の前には説明がありますが、運動が苦手という方にも強制されているものではないので、ご安心ください。
2016年10月28日カテゴリー:未分類