140人に不必要な手術・・・
こんにちは
看護プロです。
本日は、耳を疑いたくなるとても信じられないニュース。
奈良県の山本病院で、医療費が全額公費負担される生活保護受給者140人に対し、
不必要な心臓手術などを行っていたことが7日、大阪市などの調査で分かったという。
問題の手術は、心筋梗塞を防ぐための心臓カテーテル治療の一種。
このカテーテル手術では、血管内の75%以上が詰まっていると治療対象になり、
診療報酬を請求できる。
ところが山本病院の記録動画では、ほとんど詰まっていなかったり、
「せいぜい50%」だったりしたことが、専門医の鑑定によりわかったという。
山本病院のカルテには詰まりは「90%」「99%」と書かれていたという。
治療の必要がない人に不必要な手術・・
何の為の医療なのか、
お金設けの手段になってしまうなんてあまりに酷い。
二度とこういった事件が起きてほしくないと願います。
2011年01月07日カテゴリー:医療全般