ローザス医療ニュースブログ


GEとソフトバンクの協業

こんばんは、看護プロの柴崎です。
しばらく更新をさぼっていました。。
スミマセン。

昨日、ニュースを読んでいるとこんな記事がありました。

GEヘルスケア・ジャパンとソフトバンクテレコムが協業

一方は、世界最強の企業。
もう一方は、日本で急成長を続ける企業。

さぞかし、素晴らしいビジネスモデルに違いない!?

そう思って記事を読み進めると
具体的には
CT・MRIの画像をPACS(医療画像管理システム)で保管する医療機関に対し、
データセンターを活用した院外保存サービスを提供する、というもの。

要は、データホスティング事業ですね。

たしかに
中小規模の病院は、自病院でサーバーを運用するのは
結構な保守管理のコストがかかりそう。。

じゃあ、なぜ今までこの手の事業が流行らなかったか?
という疑問が出ますが
2010年2月に規制が緩和されるまでは
自施設内に設置したサーバに保存しなければならない、という規則があったそうな。

これ、なんの意図があったのだろう?

想像するに、

理由1:情報漏洩
→ネットで接続できる時点で危険性は同じ。むしろ中小病院の脆弱なシステム管理体制に不安あり
理由2:災害が起こったときの危険性
→データセンターに分散して保管したほうが、安全性が高い

うーん、他にあるのか??

強いて言えば、
インターネット普及を前提としていない情報に関する規制があり
「個人情報を院外に持ち出してはいけない」となっていた。
なので、規則が緩和されるまでは、サーバー自体を病院に置いていた。

こんなところでしょうか?

ネットが広まって、早10年。
医療の効率化を叫ぶのであれば、こういった規制緩和は10倍のペースで進めていただきたいものです。

2011年03月02日カテゴリー:未分類